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魔法少女フェアリーユキ(合作) ・前編(◆Gzo5DAjIoE) ・後編(◆Etq65eJh4c)
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ゆうしゃとまほうしょうじょのこそだてけいかく 勇者と魔法少女の子育て計画 【分類】 作品 本編 物語 魔王と勇者と魔法少女 ストーリー 名も無き魔王討伐!その報は瞬く間に大陸全土に伝わり、アンプロンに平和が訪れた。 凱旋を果たした勇者は、神聖ディアナス帝国の第二王女に婿入りすると言われたが、なんと勇者はそれを断った。 第二王女の婿入りを蹴って、プライドを傷つけられて第二王女から恨まれつつ 国からちょっと離れたところの山をもらい受けてのんびり自給自足生活。 マジカル☆治水で水路をつくったり。 マジカル☆開墾で平地をつくって畑を耕し、できた作物を街に持っていって売ったり。 勇者秘技で近隣の魔獣を殲滅したり。狩りの獲物を街で売ったり。 冒険者ギルドの人間がやってきて居候始めたり。 第二王女とそのとりもちがちょっかいだしてきたり。 子供は何人がいいかお茶しながら話したり。 テーマ 勇者と魔法少女のその後 登場人物紹介 勇者アルフレッド・ロード 魔法少女マリエル 第二王女 冒険者ギルドからの刺客 ゆまこ:メモ01 勇者と魔法少女の子育て計画 ★★★ 「どうして世界はこんなにも私につらく当たるの……。 私はただ、お兄ちゃんと毎日楽しく過ごせるだけでよかったのに。 ほかには何も……望んだことなんてないのに」 『勇者』のお兄ちゃんと『魔王』を倒し、2人でようやく幸せに暮らせると思ってた矢先の出来事。 祖国から、隣国が擁する魔王を排除の要請を受けた。 『勇者』の彼は、要請を承るのはこれが最後だと念押しし、敵地へと向かった。 お守りとして、アクセサリとしての指輪を持たせ、少女は兄の帰還を待った。 しかし一週間の後、おもむろに語り出す『魔法少女セット』たる『アクセサリ』。 『マリエル、残念な知らせがあります』 「……嫌……聞きたくない……」 『アクセサリ』が残念と言うその知らせ、かつて兄と共に『魔王』と戦った時ですら使わなかったその表現。 予測は容易にできた。 マリエルにとって、アクセサリにとって『残念』と表現する事象は、今、ただ1つしかない。 『アルフレッドの生体反応が、この世界から消失しました』 ★★★
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魔法少女まどか☆マギカ 色 出演者 備考 黄色 鹿目まどか(声:悠木碧) 水色 暁美ほむら(声:斎藤千和) 緑色 巴マミ(声:水橋かおり)
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【検索用 まほうしょうしょらしかるへいんと 登録タグ 2008年 NexTone管理曲 VOCALOID ま 初音ミク 暴走P 曲 曲ま 殿堂入り 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞Long Ver Short Ver 関連動画 コメント 作詞:cosMo(暴走P) 作曲:cosMo(暴走P) 編曲:cosMo(暴走P) 唄:初音ミク(本家)、鏡音レン(カバー版) 曲紹介 あなたのココロを真っ赤に染めるぅ!愛と放射能を撒き散らす魔法少女ラジカルペイント!! 曲名:『魔法少女ラジカルペイント』(まほうしょうじょラジカルペイント) 歌詞の随所に数々のVOCALOID名曲を思い起こさせるフレーズが盛り込まれている。 「ボーカロイドにオリ曲を喋ってもらった」シリーズ第3弾としてショートバージョンがアップされ、後に「初音ミクオリジナ曲」としてパワーアップしたロングバージョンが登場。魔法少女アニメになぞらえ、ショート版が「1期OP」、ロング版が「2期OP」に見立てられている。 さらに、鏡音レンでショートバージョンをセルフカバーしたものや、P自身が歌ってしまったバージョンまでアップされた。 なお、cosMo×真優のCD『少女の空想庭園+』に収録された「放射系魔法少女ラジカルペイント・アグレシヴ」は、この曲の面影が少しあるものの、リミックスではなく一新した別の作品という扱い。 歌詞 Long Ver ネギーーーーーー あなたのココロを真っ赤に染める・・・ 食えーーーーーー 愛と放射能と■■■を撒き散らす ハトーーーーーー 魔法少女ラジカルペイント!ただいま参上!!!! オレオレ動画(SP1)が ボクのテリトリー みんなの愛の力で ぶちぬけ、200・8↑ 「そんな高音出させんなよ(怒)」 SHB(びいと)を刻むぜぇっ!! (SDB) DTM界(セカイ)を救うた・め・に☆ 吹き荒らす風は 「なーらばー☆」 YネギYにまみれてる・・・・ ---緊急停止装置作動--- 時には弱音も 吐きたいけれど ネギが刺されば また立ち直る ま、またアレやるんですか? (やだなー) い、いまこそ変態のときだ!! ミラクル! マジカル! らじかるぺいんとおおおおぉ! ラジカルペイント!この☆の平和を 守るために 今日もいろいろ撒き散らす(撒き散らせーーー) 高速展開・リズムがとれない 何故か計算できない それでも ヒロインは務まるから ヨロシクねっ☆ (まだまだ行くよー) みんなで Happey!!! ボクの合言葉! この想い届けたいよ 愛の電波ソング この世にはびこる 卑怯を一斉掃射 吹き荒らす風は まるでマシンガン (■■nランドぉお) ---深刻なエラーが発生しました--- 時にはアラシも やっちゃうけれど それは 愛情の裏返し こ、この歳にもなって・・・魔法少女とか・・ 自分でも どうかと思います 今こそ、へ、変態のときだ! ミラクル!マジカル! らじかるぺいんとおおおおおぉ ラジカルペイント! この☆の未来が危ないとき 頼まれなくても 撒き散らす!(撒き散らせーーー) 高速展開・リズムがとれない 何故か変換できない それでもヒロインは務まるから ヨロシクねっ☆ (必殺!ランダム再生ー!) (ここから歌詞ではありません) ランダム再生一覧 「あなたの歌姫」 「牛乳飲め!」 「Packaged」 「DTMってなぁに?」 「0/cosMo(暴走P)」 「恋の三角関数☆」 「ハジメテノオト」 「RAINBOWロード」 (ここまで歌詞ではありません) 街も・・人も・・誰も・・ みんなネギまみれになるまで ネギを投げつけてやる この世のすべてに 嫌われたとしても 歌で世界を 救いたい! ラジカルペイント! 今は偽者(つぎはぎ)だらけだとしても 積み重ねれば オリジナル(曲) すべてを巻き込み 戦い続ける なぜか視線が冷たい それでも 撒き散らしたいから ヨロシクねっ☆ (みんな、ありがとう!) Short Ver あなたの心を真っ赤に染める!! ネギーーーーーー 愛と放射能と■■■を撒き散らす!! 食えーーーーーー 魔法少女ラジカルペイント!!!ただいま参上!! ハトーーーーーー オレオレ動画(RC2)が VOC(ボク)のテリトリー みんなの愛のチ・カ・ラで ぶちぬけ200・8↑!! ><「そんな高音出させんなよ(怒)」 SHB(びいと)を刻むぜ!! DTM界(セカイ)を救うために 吹き荒らす風は 「なーらばー☆」 YネギYにまみれてる ---深刻なエラーが発生しました--- 時には弱音も 「ボクなんか・・ボクなんか・・・」 吐きたいけれど ネギが刺されば 「消えてしまえばいいんだ;;・・・」 また立ち直る あ・・・あう・・・またアレをやるんですか? 今こそ・・・へ、へ・・・変態のときだー(棒読み) あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあー ミラクル・マジカル・ラジカルペイントォ) あああああああああああああああ!! ラジカルペイント!この星の平和を守るために 今日も色々撒き散らす 高速展開(BPM210)・リズムがとれない 何故か計算できない それでもヒロインは務まるから ヨロシクね☆ あーうーあーうー(イェーイ!!) 関連動画 コメント 頭文字を「ら」にするか「ま」にするか迷った -- 名無しさん (2008-02-03 12 21 49) たしかに。両方つけたいくらいですねw -- 名無しさん (2008-02-03 12 33 13) Long Verの歌詞追加しました。セリフっぽいところとかで気になるところは直してください。 -- 名無しさん (2008-03-18 02 45 24) 『やだなぁ~』に愛着がわくw -- LR (2008-03-25 01 51 31) 元ネタにリンク貼ってみました -- 名無しさん (2008-03-27 03 27 22) ココロはショートのころからある -- 名無しさん (2008-03-30 18 30 09) いや、ショートのときは漢字だったのがロングではカタカナ。意識してそうしたのだと思います。 -- 名無しさん (2008-03-30 21 14 18) long版の「なーらばー☆」はレンの声なので、リンクはミク×レンverにしたほうがよいのでは? -- 名無しさん (2008-03-31 23 49 03) ランダム再生のところに、元ネタリンクさせてほしいかも・・・ -- 名無しさん (2008-04-07 17 27 46) ココロって元ネタじゃないよね。LONGより「ココロ」の方が後に出来てるはず。 -- 名無しさん (2008-04-12 04 11 31) LONGのSHBは歌詞表示された次のタイミングでSDBに変化してますよ。 -- 名無しさん (2008-04-16 05 25 54) ココロが3/3、Longが3/17だから元ネタでもおかしくない -- 名無しさん (2008-06-10 02 20 44) 『魔法少女ラジカルペイント-VOCALOID MANIAX- 』www -- 名無しさん (2008-06-14 13 07 35) 最近、コスプレ姿のレンが泣きそうになりながら歌っている…。 -- 名無しさん (2008-07-12 23 29 01) 正統派のミクに対し、レンはcosMoたんを含めた紳士が集合しているようですw -- ナ・ナーシ (2008-07-15 07 30 21) 歌詞のリンク多いww レンのロングヴァージョン楽しみだ -- らじかる名無し (2008-07-24 00 54 55) こすもたんてレンきゅん溺愛なんですよねw個人的に(やだなー)の部分が大好きですww -- 名無しさん (2008-08-12 09 04 01) ショートの方にミク×レンしといたw -- 名無しさん (2008-10-20 18 27 43) タイトルからして「マジカルペイント」のパロディじゃなかろか? -- 名無しさん (2008-11-01 21 52 19) レンきゅんの「なーらばー☆」わ神だよッ!!ショタコンホイホイレンきゅん♪あ← -- 純 (2008-11-11 20 18 32) 中毒性が高いwwwみんなも叫ぼう!「ラジカルペイントォォォォォォオオオオオオオオオオオ!!!」 -- ラジカルペイントオォオオォオ (2008-11-25 18 56 43) らじかるぺいんとおおおおぉ!! 中毒性高いし、らでぃは反則でしょ・・・ -- らでぃ 中毒 (2008-11-27 20 08 07) 間奏のとこに流れてる曲ってそれぞれなんなんだ?誰か教えてくれ…牛乳とDTMはわかるが -- 名無しさん (2008-12-15 21 37 28) ↑「あなたの歌姫」、「牛乳飲め!」、「Packaged」、「DTMってなぁに?」、「0」、「恋の三角関数☆」、「ハジメテノオト」、「RAINBOWロード」 -- 名無しさん (2008-12-16 08 23 00) どうもありがとう!自分のボカロ曲知らなさに驚いた…。歌ってみたの人とかここちゃんと歌ってて面白い -- 名無しさん (2008-12-18 22 55 30) ランダム再生一覧いれときました。 -- 放射能マーク! (2009-01-06 16 52 24) リンのも聴きたいと思う -- 名無しさん (2009-04-22 21 24 16) これを聞いたとたん、頭の中真っ白になった -- 名無しさん (2009-04-22 23 04 53) 神。 -- らじぺん☆ (2009-05-19 09 24 23) レンきゅんよすぎるww -- 名無しさん (2009-06-28 23 16 18) 今は偽者(つぎはぎ)~オリジナルってリンク違くないか?うはおkよりラジペの方が公開早いわけだし・・・ -- 名無しさん (2009-07-11 01 28 58) あらし=寝るでは?リンク希望 -- 名無しさん (2009-07-22 16 15 00) ↑そうだったのか! -- Vocaloid (2009-07-31 08 04 40) ・・・・どうコメントしていいのかナ・・・(汗汗) -- ミクみく♪ (2009-08-02 00 52 41) 今更ながら、レンきゅんverの変態弾幕は素晴らしく最低だなw -- 名無しさん (2009-10-01 08 05 26) レンきゅんVer.は萌えるしかなかった -- りゆき (2009-10-26 00 42 47) 暴走Pの曲全部好きだー!!! -- 縁寿 (2009-11-10 12 28 30) やだなーサイコーッス!! -- 名無しさん (2009-12-21 10 43 36) リメイクではリンちゃんも歌ってたよ。れんきゅん暴走しすぎてた件についてww -- 名無しさん (2009-12-31 21 36 51) 元ネタ全部わかりますた^p^ミラクルペイントの派生か何かかと思って来てみたら結構よかったなw -- 名無しさん (2010-01-11 17 35 38) 暴走してる神曲 -- 名無しさん (2010-02-20 13 36 33) も○たんって誰ですか? -- 名無しさん (2010-03-11 23 48 01) 色々な歌詞がとても楽しい曲ですね -- 令華 (2010-03-23 16 35 17) 投稿日時的に確実に元ネタではないリンクを整理。 -- 名無しさん (2010-03-28 10 29 27) レンバージョンもミクバージョンももえましたwwいいですねーこういう曲 -- 麻里亜 (2010-06-02 12 40 08) 変な勇気湧いてくるwww -- 名無し (2010-09-17 17 00 28) ■■nランドの所おちんちんランドに聞こえる -- 現役ショタコンホイホイ (2010-10-01 19 39 25) ミクは萌える レンも萌える 本人verは……(^ω^;) -- でもcosMo大好き (2010-12-03 01 51 01) ↑本人様ver誕生秘話は、検索して。・・・むしろアレに萌える私 -- 名無しさん (2010-12-23 14 59 44) これはうけるwwwww -- 亜紅亜 (2011-03-20 00 31 41) 大丈夫!ミク!似合ってるよ!魔法少女!とても素敵だと思う! -- ライトニング・トリエ (2011-03-26 02 58 24) もえたんの格好じゃないかww -- 名無しさん (2011-05-03 13 11 27) 「弱音」はハクたんで「アラシ」はネルたんなんじゃないでしょうか -- 5000G (2011-06-17 22 55 18) ハトーーーーーーー -- ごめん吹いた (2011-12-30 13 13 44) この歌元気やなwwウケるww -- 名無しさん (2012-02-28 22 11 00) やべぇ、マジはまる -- OMASTU (2012-03-14 21 18 57) もはや歌詞だけでは伝わらないwwwww -- セミリア (2012-11-14 22 03 32) レンくんのほうが神 -- 桜音ハル (2013-01-23 21 17 56) ロリ誘拐はこれより後じゃないか?まぁ…シンクロしてるけどww -- 名無しさん (2014-09-05 20 33 57) 無茶苦茶だな。 -- 純白翼ノ堕天使 桜 (2015-06-07 21 36 05) これ好きww -- 名無しさん (2016-11-21 22 57 40) レンもミクも可愛い! -- 堀子町理機 (2018-03-13 16 09 19) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 02 36.53 ID Qg3are2O0 魔法少女とツンデレ番長のあらすじ頼む 249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 08 57.34 ID jh3+1tm50 237 突然謎の魔導士に襲われた高町なのは。 不意を突かれたうえにかなりの使い手であり、追い詰められてしまう。 敵のはなった魔法がなのはにせまり、もうだめかと思った瞬間、その男が割って入った。 「なぜだ! なぜ俺の魔法が素手で止められるんだ」 うろたえる敵に男は一言 「しったことかー」 と吐き捨てた。そして、 「子供に拳を上げる… スジが通らねえな!」 男は― 番長だった!! 254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/30(水) 13 10 56.02 ID Qg3are2O0 249 しったことかーで吹いたw
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まどかマギカ - a fairy tale of the two. ~上条恭介を修正する話~ 魔法少女せかい★マギカ Magica of Alcana(完結作品)
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/1132.html
06/06/11(日)02 35 19 No.5080057 一応カオスに部類になると思われる設定を ■魔法少女カフカ・アロ 15歳■ 自分で間違った調合薬を飲んでしまって体内で薬を調合する独自の製薬法を体得する 彼女自身が歩く薬みたいな物で汗から排泄物まで全てが薬となる 患者相手に無理やりにキスをしてでも自分の薬を飲ませようとしてくる 夜には勝手に男から新たなサンプルを採取しにベッドに潜り込んで伽をする 彼女の体液が強力な精力剤となるので徹夜でバテることなく夢中になってしまう 妊婦みたいなボテッ腹で世間からは妊婦と勘違いしてしまう人も少なくはない 赤紫の髪で三つ編み。胸ははち切れそうな位パンパンで液漏れしている
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前ページ次ページ魔法少女ゼロ☆ベル 召喚された翌日の朝である。 「うーん?おや?ここは?」 日常の日課である筋トレを始めるべく日が昇って間もない頃、起床した厚志は見慣れた自室ではなく、全く別な雰囲気の部屋であった事に、しばらく頭が動かなかった。 「そうか!彼女に召喚されたんだっけ。」 部屋の主は心地よさそうにスースーと寝息を立てていた。ふとみると昨夜洗濯をしておくようにと渡された洗濯籠をみてしょうがないと呟やき部屋の主を起こさぬように部屋をでる 学園の庭で井戸くみ場を見つけると厚志は洗濯を開始する。 「最近はモカちゃんに任せきりだったからなあ。しかも板での洗濯なんて始めてだ。」 ちなみにモカちゃんというのは厚志の元の世界の者で、魔族であり筋肉フェチで厚志にほれている女の子である そんか風に筋肉モリモリの男が女性の下着を洗濯するという奇妙光景が続く。 「しかし兄貴もポジティブだよな。普通こんな訳も分からない場所に強引に呼ばれて一方的に使い魔になれ!って言われれば誰だって怒るか不安になるのによ。」 周りに誰もいないはずなのに厚志以外の声が響く。 「しょうがないよ。リィン・ロッド」 「しょうがないよ。リィン・ロッド」 厚志の首にかけられたベルのアクセサリーから声がする。 ちなみにこのリィン・ロッドとは厚志の世界で選ばれた魔法少女のみが身につける事ができる代物である。そんな代物を厚志が身につけているということは、そう!彼は男でありマッチョな魔法少女(笑)なのである。 バグなのかどうかは分からないが本来一つしか無いリィン・ロッドに対し2人の適合者がいて、本来のもう一人の適合者はあまりにも最強すぎて逆に危ないという理由から普段は厚志が管理する事になっているのであった。 それでも厚志の実力は魔王クラスではあるが… 「これからどうするんです?兄貴。」 「まあしばらくは様子見だね。この世界に関する情報はあまりに少な過ぎる。考えもなしに動いたって痛い目をみるだけだよ。」 「まあ兄貴がいうならしょうがないか」 「あの~どなたと喋っているのですか?」 ふと話しかけられ振り替えるとメイド服の少女が怪訝な顔をしてそこに立っていた。 「ああ、おはよう。なにちょっと一人事を…」 「うお!本物のメイドだぜ兄貴!」 なんとかごまかそうとした厚志が読めずにリィン・ロッドは大声で叫ぶのであった。 「ビックリしました。こんな朝からあなたみたいな人が一人で洗濯をしながら喋っているんですもの。」 シエスタと名乗ったその少女はこの学園で働いている平民の子で自分の仕事である洗濯をしに来た時に先客がいたので、しばらく様子を見ていたらしい。 「もしかして、あなたはミス・ヴァリエールが召喚した使い魔さんですか?」 「ああ、高田厚志という者です。ちなみにこのベルはリィンロッドと言います」 「よろしくな!嬢ちゃん!」 こちらこそよろしくお願いしますとお辞儀をされ厚志もそれを返す 「洗濯中ですか?なら私の分と一緒にやりましょうか?あまり慣れいらっしゃらない様ですし。」 ただでさえなじみのない洗濯板での洗濯に女性物の下着に悪戦苦闘している厚志にシエスタは助け舟をだしてくれた。 「ありがとう。じゃ頼めるかな?かわりに力仕事で何か手伝える事はないかな?見てのとおり力には自信があるんだ」 筋肉を盛り上げて話すシエスタは、引きつつもじゃあ薪割りをお願いしますと厚志に頼むのであった 「ぬりゅるるらばー!」 薪割りも某ボクシング漫画に使われる筋肉トレの一種なので厚志はアドレナリン全開で取り組むのであった。 前ページ次ページ魔法少女ゼロ☆ベル
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2018年4月7日 新第1話:魔法少女サイト BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/雫芽さりな:山崎はるか/朝霧要:岡本信彦/サイト管理人 漆:中尾隆聖/川野愛:清水彩香 貝島えりか:喜多村英梨/荒井翔太:山本祥太/彩の父:小上裕通/彩の母:増田ゆき/クラスの担任:祐仙勇/サラリーマンA:村上聡 サラリーマンB:小林竜之/クラスメート相川:木田祐/クラスメート青野:古賀葵/生徒D:安田陸矢/生徒F:安田廉平 女生徒A:田中那実 2018年4月14日 第2話:テンペスト BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/潮井梨ナ:鈴木愛奈/穴沢虹海:芹澤優/雫芽さりな:山崎はるか/朝霧要:岡本信彦 サイト管理人 漆:中尾隆聖/川野愛:清水彩香/小波ゆう:古賀葵/生徒A:村上聡/生徒B:小林竜之/生徒C:木田祐 2018年4月21日 第3話:毒りんごとお姫さま BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/潮井梨ナ:鈴木愛奈/穴沢虹海:芹澤優/雫芽さりな:山崎はるか/朝霧要:岡本信彦 直戸圭介:安里勇哉/赤根舞夢:久保田未夢/小内りん香:久保田梨沙/明日実由佳:古賀葵/サイト管理人 漆:中尾隆聖 テレビMC:小林竜之/大家:岡田幸子/担当医:関幸司/スタッフA:村上聡/スタッフB:木田祐介 2018年4月28日 第4話:後継者と転校生 BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/雫芽さりな:山崎はるか/朝霧要:岡本信彦/直戸圭介:安里勇哉 川野愛:清水彩香/貝島えりか:喜多村英梨/彩の父:小上裕通/彩の母:増田ゆき/サイト管理人 漆:中尾隆聖/クラスの担任:祐仙勇 体育教師:関幸司/国語教師:岡田幸子/クラスメート相川:木田祐/女子生徒A:古賀葵/女子生徒B:田中那実/男子生徒A:安田陸矢 男子生徒B:小林竜之/小野田総二:佐藤健太郎 2018年5月5日 第5話:復讐と決意 BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/雫芽さりな:山崎はるか/雨谷小雨:原由実/朝霧要:岡本信彦 直戸圭介:安里勇哉/美炭貴一郎:鈴木達央/サイト管理人 漆:中尾隆聖/彩の母:増田ゆき/看護師A:古賀葵/看護師B:岡田幸子 刑事:木内太郎/TVレポーター:村上聡/救急隊員A:木田祐/救急隊員B:関幸司/小野田総二:佐藤健太郎 2018年5月12日 第6話:フェイク BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/潮井梨ナ:鈴木愛奈/雨谷小雨:原由実/泉ヶ峰みかり:本渡楓 水蓮寺清春:松井恵理子/朝霧要:岡本信彦/直戸圭介:安里勇哉/サイト管理人 弐(ひょっとこ):悠木碧 サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ/サイト管理人 漆:中尾隆聖/彩の父:小上裕通/彩の母:増田ゆき/少女A:古賀葵 刑事:木内太郎/山井刑事:小形満/小野田総二:佐藤健太郎 2018年5月19日 第7話:共闘戦略 BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/潮井梨ナ:鈴木愛奈/雫芽さりな:山崎はるか/雨谷小雨:原由実 泉ヶ峰みかり:本渡楓/水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/朝霧要:岡本信彦 サイト管理人 漆:中尾隆聖/彩の母:増田ゆき/クラスの担任:祐仙勇/組員:木内太郎/女子生徒A:清水彩香/不良A:小林竜之 山井刑事:小形満 2018年5月26日 第8話:Last Summer BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/潮井梨ナ:鈴木愛奈/朝霧要:岡本信彦/雨谷小雨:原由実 泉ヶ峰みかり:本渡楓/水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/直戸圭介:安里勇哉 美炭貴一郎:鈴木達央/サイト管理人 漆:中尾隆聖/サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ/サイト管理人 弐(ひょっとこ):悠木碧 刑事:木内太郎/鑑識員:関幸司/山井刑事:小形満 2018年6月2日 第9話:神は僕を見離さない BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/潮井梨ナ:鈴木愛奈/朝霧要:岡本信彦/雨谷小雨:原由実 泉ヶ峰みかり:本渡楓/水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/サイト管理人 漆:中尾隆聖 みかど:田中あいみ/金融業の男:木内太郎/虹海の父:関幸司/虹海の母:中村桜/虹海の弟:古賀葵/組員A:小林竜之 組員B:木田祐/組員C:大谷祐貴 2018年6月9日 第10話:BREAKING BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/穴沢虹海:芹澤優/潮井梨ナ:鈴木愛奈/雫芽さりな:山崎はるか/雨谷小雨:原由実 泉ヶ峰みかり:本渡楓/水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/サイト管理人 壱:安里勇哉 サイト管理人 弐(ひょっとこ):悠木碧/サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ/サイト管理人 漆:中尾隆聖/美炭貴一郎:鈴木達央 彩の父:小上裕通/彩の母:増田ゆき/クラスの担任:祐仙勇/刑事:木内太郎/葬儀社スタッフ:関幸司/アナウンサー:清水彩香 山井執事:小形満 2018年6月16日 第11話:反逆の少女たち BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/潮井梨ナ:鈴木愛奈/雫芽さりな:山崎はるか/雨谷小雨:原由実/泉ヶ峰みかり:本渡楓 水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/サイト管理人 漆:中尾隆聖/サイト管理人 壱:安里勇哉 サイト管理人 弐(ひょっとこ):悠木碧/サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ/佐倉湯華:安齋由香里/警備員:小林竜之 2018年6月23日 第12話:私たちは…終 BS-TBS:24時30分〜 朝霧彩:大野柚布子/奴村露乃:茜屋日海夏/潮井梨ナ:鈴木愛奈/雫芽さりな:山崎はるか/朝霧要:岡本信彦/雨谷小雨:原由実 泉ヶ峰みかり:本渡楓/水蓮寺清春:松井恵理子/滝口あさひ:Lynn/燐賀紗雪:M・A・O/長月雹花:川澄綾子 小田野総二:佐藤健太郎/美炭貴一郎:鈴木達央/サイト管理人 漆:中尾隆聖/サイト管理人 壱:安里勇哉/サイト管理人 陸:小杉十郎太 サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ/サイト管理人 拾:小西克幸/サイト管理人 拾伍:富士葵/王:能登麻美子
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『大魔法少女』-3/3 「二年前のあの日は、空が晴れることはもう二度とないんじゃないかなって思ってしまうくらい、黒い雲に押し潰されてた。なのに雨が全然降ってこなくて、町の外れのゲームセンターに向かっていた時から胸騒ぎがしてたの。そのゲームセンターには何度か来たことがあって、私の覚えてる限りじゃあまり流行ってなかったのだけど、店の外には自転車やバイク、車がたくさん停まってた。中に入ると―― (割愛) 『こいつらのこと、頼む』 それが最後の言葉だった。火の中に飛び込んでいって帰ってくることはなかった。残された私達にできることは、名前も知らないゼルノグラード型がどこかで無事でいることを祈るだけ。力なんて、勝利なんて、正義を貫き通すひとつの手段でしかないことを教えてくれた彼女への、それが精一杯だった」 ◆――――◆ アリベの魔法少女としての覚悟は、私なんかが真似ていいものじゃない。 同情なんて筋違いもいいところなのに、濡れた眼はいくら拭っても視界をぼやけさせた。 どうして正しかったアリベたちがそんな目に遭わなくちゃいけなかったのか、それは今、私が怒り狂うことでも嘆き悲しむことでもない。 「もう二度とあんなことにはならない。私がさせない。だからホノカちゃん」 優しく差し出されたアリベの手が聖者のもののように思えた。 こんなにも幸福を約束してくれるものなんて見たことがなかった。 「あなたの世界が救われるよう、私にも手伝わさせて」 惹きつけられるように私は手を握ろうとした。 何が現実で何が作り話かなんて、些細なことだった。 指と指が触れ合った、その瞬間。 何かに気づいたアリベが私の手を力強く握って引っ張った。 つんのめった私と入れ違うように緑色の魔方陣が展開され、強烈にぶつかった音がした。 「邪魔してんじゃあねェですゥゥゥゥッ!」 みっともなく転ぶ私の背後、口汚い乱入者は打ち出した拳を引くと、流れるように魔方陣の裏側へと回り込んだ。 「ですぅっ!」 反応し切れないアリベに繰り出されるボディーブロー。 折れ曲がるアリベの体を横殴りの雨のようなラッシュが襲った。 「ですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですですDEATHウゥッ!」 頭頂からつま先までメチャクチャに繰り出されたラッシュはしかし一発一発がとんでもない威力で、アリベのLPはひとたまりもなく底をついた。 『ホノカ飛べ!』 呆然としていたところを筐体の外から叫んだハルの声で我に返り、ストライカーを急発進させて飛び上がった。 突然乱入してきた、真っ赤なチャイナドレスのイカレたマリーセレス、レイのパンチが空を殴った。 「逃げるなですぅ! お姉様に飛行させやがったトンチキがッ!」 私に向かってブンブンと振り回される両手にはメリケンサックがついていた。 火器が当たり前、そうでなくても槍や剣などを持ち込むべきバトルでメリケンサックはいくらなんでもナンセンスだ。 でもそれ以上に信じられないことに、レイは他に何の武装も身につけていなかった。 ライトアーマーだって少しは防具だのブースターだの持っているというのに、レイはチャイナドレスと頭のお団子、メリケンサックの他には何も持っていない。 ならば、さっきアリベを沈めたラッシュはどう説明すればいいのか。 一発一発が小型のパイルバンカーくらいあるように見えたし、しかもマシンガンの連射くらいの速度で繰り出されていた。 《ホノカ、落ち着いて聞いてくれ》 ハルが今度はヘッドホンから呼びかけてくる。 私はレイから距離を取りながら聞いた。 《もう分かってると思うが、レイは身体を限界までチューンナップされている。ミサイルくらいなら掴んで投げ返してしまうほどだ。ハッキリ言うが遠距離特化系のあなたとはかなり相性が悪い。だから私の準備が整うまで待て。私ももうすぐ乱入するから》 「必要ないわ。アリベの敵は私が討つ」 《何の用意もなしに勝てる相手じゃないぞ! 冷静になれホノカ!》 「私はとっても冷静よ、こんなに冷めた気分は初めてってくらい。これから何をすればいいのか、道案内があるみたいにハッキリと分かる――魔法少女が歩む道で通せん坊するコイツを、もう二度と私とアリベの前に現れられなくなるよう究極的にブチのめしてやるわ」 私を追いかけてくるレイに向き直った。 「ねえ。さっきお姉様に飛行がどうとか言ってたけど、何のことよ」 「しらばっくれてんじゃあねぇですっ! 飛べないはずのお姉様がぁ、この前飛んでたのはおまえのせいに決まってるですぅ!」 「飛べないはずの、ね。ねえハル、ハルが飛行形態になった時のアレって、知ってるのは」 《ホノカと主人しかいないはずだ。どうしてレイが……》 豪胆な性格のようでいて実は恥ずかしがり屋なハルが、少し前まで飛べなかったことを無闇に吹聴するはずがない。 それがレイのような、知られたらどう利用されたものか分かったものじゃない相手ならば尚更だ。 「そう、あんたも知ってたのね。じゃあ分かるでしょ、ハルは飛ぶのがすんご~~~~く下手くそだった。生まれつき才能がなかったのよね、ああ何て可哀想なハル。だから私がトレーニングしてあげたのよ」 「お姉様を侮辱しやがったなぁああああこのクソビッチがっ! 才能ありまくりのお姉様が普通に飛べないわけがねーですっ! あれはただウイルスのせいで――はっ!?」 バカだ。 こいつは本物のバカだ。 誘導した私がドン引きしてしまうくらいのバカだ。 CSCにまで潤滑剤が染みこんでそうなほどのバカだ。 こいつ実は嘘をついてるんじゃないか? って疑ってしまうほどのバカだ。 もし仮に……いや、飛鳥型ホノカさんはとてもお利口さんで状況を簡単には鵜呑みにしないわけだけど、それでも仮に……レイが私が推測したとおりのバカだったとしたらの話だけど、セイブドマイスターに装弾してある分とリロード一回分くらいの弾を撃つだけで、簡単に勝ててしまえそうだ。 「なにをブツブツ言ってやがるですぅ! い、言っとくけどぉ、さっきのレイが言ったことは間違いですぅ。だからぁ、気にしないで忘れるですぅ。分かったら返事するですぅ!」 返事代わりの一発、銃声を轟かせた。 どう回避するかの様子見だった腹部を狙った銃弾は、パンチではたき落とされて床にめり込んでしまった。 「普通、手に当たれば肘まで吹き飛ぶってのにね」 弾いた右腕はさすがに痺れたらしく力が入っていないように見える。 それ以上のダメージを受けた様子はない。 すぐに回復されるだろう。 でもそれ以上に恐ろしいのが過敏すぎる反応だ。 マズルから発射された後で間に合う弾速じゃない。 レイは明らかに私がトリガーに指をかけた時から構えていた。 「それで終わりならぁ、今度はこっちから行くですぅ!」 前言撤回、普通の神姫を相手にしてる感覚じゃ殺られる。 あれは基本的なスペックだけなら超人クラスだ、と頭に刻み込んだ。 「でぇーすらぁっ!」 片膝を上げて、杭を打ち込むように床に向けて真っ直ぐ下ろされる足。 震脚。 鉄山靠と並ぶ、八極拳の有名所であって実用性がよく分からない技術。 レイの乱暴に床を踏みつけるだけの動作は震脚というより地団駄に近かった。 赤いチャイナドレスから繰り出された振動はステージを揺るがし、飛んでいても空気から振動が伝わってくるほどだった。 レイの足を起点として、床に雷が走るようにヒビが走る。 床の破片が飛散し、レイは破片をパンチのラッシュで飛ばしてきた。 破片がパンチでさらに細かく砕かれ、ショットガンを数発連射したような攻撃が狙いもつけられず広範囲に広がった。 躱すこともできず、全身で受けるしかなかった。 魔法少女仕様の巫女服がズタズタに引き裂かれ、ヘッドホンが弾かれて飛んでいってしまう。 ごっそりとLPを削られるだけじゃなく、衝撃で四肢の感覚までが一瞬麻痺させられた。 ストライカーの制御が緩み、高度が下がってしまう。 そこにレイが走ってきた。 「くたばれですぅ!」 もう一度震脚のために足を上げた。 今度は本当に踏み込むためだ。 落下する私にタイミングを合わせている。 次の一撃を食らったらヤバい。 姿勢を立て直すと同時にセイブドマイスターのレバーを切り替えて照準を合わせた。 「舐めるなぁ!」 フルオートで弾をばら撒いた。 ろくすっぽ構えもしないで撃ったものだから反動でバレルが暴れてしまう。 それでも近距離まで迫っていたレイの足止めにはなった。 この距離、この弾数は防げないと判断したのか、溜めていた拳を大きく引いて体をねじり、背中から床に倒れるようにして弾の軌道に対する体の面積を最小にしてのけた。 残っていた【七発】すべてが掠りもせずレイの脇を逸れていく。 銃を持つ手を伸ばせば届きそうな距離でこの芸当、本当に超人だ。 一瞬だけ私とのレベルの差に気が遠くなりそうになる。 でもレベルの差があるのは今まで戦ってきた誰だって同じだ、そう自分を鼓舞して再び高く昇った。 一発一発リロードしながら、眼下では起き上がったレイがまた震脚の構えを取っていた。 でも、もう何もさせない。 ここから私の反撃だ。 セイブドマイスターのバレルの状態が【予定通りあと一連射】であることを確認して、レイに話しかけた。 「あんたさ、はじめに私の弾を拳で弾いたじゃない。あれ、連続じゃできないんでしょ?」 「なんだとですぅ」 構えていた震脚の動作が止まる。 「だってさっきは避けたじゃない。確実に全部弾けるんだったらそうすればいいのに、あんな博打みたいな避け方するなんて、できないって証拠でしょ」 「なんだとぅ、レイをコケにしやがってェェ――――ッ! このボケナスッ! おまえのへっぽこ銃なんてレイにとっちゃ蝿とか蛾とか、そんなん同然ですぅ!」 小さな神姫にとって蝿とか蛾が結構な脅威なのは置いといて、思惑通りレイは挑発に乗ってきた。 「もっぺん連射やってみろですぅ! 今度は【七発】全部弾いてやるですぅ!」 まさかとは思ってたけど、さっきの連射の弾数まで数えてたとは、いやはや神姫の能力ってものが恐ろしくなってくる。 レイのお望み通り、今度はしっかりと狙って【七発】連射した。 「うおおおおっ……」 両手のメリケンサックが鈍く光る。 その光が、ブレた。 「ですですですですですですですゥゥ――――!!」 ちょっとは当たらないかなって頭の隅っこで期待していたんだけど、レイは見事その場から猛烈なラッシュを繰り出し、一歩も動かず無傷で凌いでみせた。 観客から混乱混じりの歓声が飛んでくる。 装備品がチャイナドレスとメリケンサックだけの神姫が成していい芸当じゃない。 「ど、どうですっ。楽勝でさばいてやったですっ。レイの実力を思い知ったかですぅ」 「スゴイわねーカッコいいわねー」 全然余裕だと言わんばかりにファイティングポーズ。 でもそのポーズは無理が祟ったせいで、さっきまでと比べて力の入り具合が半減している。 目論見通りの最大のチャンスだ。 「し、しまったあ! 今ので弾撃ち尽くしちゃった! どうしよう、もう一発も残ってないわ!」 「ザマアみやがれですぅ。大人しく降りてきてきたら、今なら顔面ヘコませるだけで勘弁してやるですう」 「なんてことよ、じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうわ……でも顔面がヘコむのはあんたの方よ!」 セイブドマイスターのバレルを上段に構えてレイめがけて飛んだ。 もう弾がない私に残された最後の攻撃手段、一応スナイパーでもある身でありながらの最悪の技、長いバレルで殴る。 勿論、折れ曲がらないような強さで振らなきゃいけない。 ムカつく顔面だろうとヘコませる気なんてなく、どこでもいいから触れればいい。 「くらえぇぇええい!」 我ながら気が抜けすぎてるな。 ほとんど力を入れずに振り下ろしたバレルは片手で軽々と受け止められた。 そして。 「ぅう熱っっちゃぁあああああああああっ!?」 レイの右の掌から焼け焦げた鉄板の上にカルビを置いたような音がした。 それもそのはず、バレルは今、連射を繰り返したことで陽炎が立つほど加熱されている。 セイブドマイスターは元々、単発でチマチマと撃つことしか考えておらず、冷却は私が高速飛行する時の空気との接触で十分だった。 だからマスターがフルオート機能を持たせるだけ持たせて放熱を考えていなかったのは明らかに設計ミス(と、私が気づいたのもつい最近なんだけど)と言える。 今度はそれを利用したのだ。 肉弾戦のみに頼る上に頭が残念なレイなら、絶対に知らない事だとは容易に想像がついた。 「手が焼けてんじゃあねえかっ! な、なにしやがったテメェ――ッ!?」 どれだけ素体そのものの防御力が底上げされていても、メリケンサック以外にグローブすら嵌めていない手では熱までは防ぎきれない。 あまりの熱さに手に息を吹きかけたり振ったりしてる今、完全に無防備になった。 セイブドマイスターをレイに向けて、【残しておいた一発】を発射した。 これまたレイの哀れなおつむを利用させてもらった。 連射した弾数を言い当てられた時はドキッとしたけど、その前の試しの一発のことはすっかり忘れてくれていた。 私のセイブドマイスターの装弾数は七発じゃない、八発だ。 炸裂音と共に胸に大穴を空けて吹き飛んでいくレイの顔は、最後まで混乱に陥ったままだった。 ◆――――◆ 「あなたたちのバトルを妨害してしまったことは、このレイの知人として私からも謝らせてくれ。すまなかった」 深々と頭を下げるハルの副腕はレイの後頭部を鷲掴み、額で床を磨いている。 そんな二人を(ハルは何一つ悪くないけど)『大魔法少女』アリベは渋い顔ひとつせず許した。 バトル中の筐体が乱入し放題なのをいいことに奇襲を仕掛けるなんて神姫として最低の行為なのに、身を呈して私を守ってくれた正義の味方は「もう終わったことだよ。全部水に流そうよ」と朗らかに言ってのけた。 肩に乗せた使い魔のゲットセットは少しゴネたけど、最後はやはりアリベの言うことを聞く。 「それに、今日はとってもいい日だもん。私と同じ魔法少女に出会えたんだから。ね、ホノカちゃん」 「は、はは……」 演技が過ぎて自分のことをストライクウィッチーズの一員だと信じて疑わなかった私は、筐体から出るなり囲まれたアリベの信者に目を覚まさせられた。 前方を埋め尽くすほどの神姫や人の注目を集めるのなんて生まれて初めてだし、肩を貸しているアリベと並んで違和感のない格好をしていたのだ、私は。 さらに、さらに。 あのアリベに庇われ、しかも不意打ちとはいえアリベを瞬殺した極悪チャイナを撃退したとあらば、『セイブドマイスター』ホノカさんが皆の目にどう映るかは明らかだった。 「魔法少女だ! 第二の魔法少女だ!」 「アリベの仲間なの!? ライバルなの!? どんなポジションなの!?」 「綺麗な黒髪……ハァハァ」 「か弱い飛鳥型がこんなゴツい機関砲で戦うなんて」 「すごいわよね~。カワイイわよね~。ギャップ萌えってやつ?」 「サ、サインいいかにゃ。『グレートキャットのカグラへ』って書いて欲しいのにゃ」 有名な神姫に憧れたりはする。 この神姫センターで一目置かれる存在として『セイブドマイスター』の名が挙がるような妄想も、しなかったといえば大嘘になる。 でも。 でも! こんな形で有名になりたくなかったっ!! 「ホノカちゃん、偉そうなことを言うようだけど、魔法少女の道は苦しいことで溢れているわ。私も今まで独りぼっちだったから、辛かった……寂しかった……それも、もう終わる。私はもう独りじゃない。ホノカちゃんが一緒に戦ってくれる。傍にいてくれる。こんな幸せな気持ち、はじめて……もう何も怖くない――!」 不用意に死亡フラグを口にしたアリベは「じゃあ、私は他に戦わないといけないところがあるから」と去っていってしまった。 すれ違い様、私の耳元に一言を残して。 「また付き合ってね。【魔法少女ごっこ】」 ◆――――◆ レイに吐かせたウェブサイトを見てみると、確かに『トラウマパッチ』とそのアンインストーラが無料で公開されていた。 他にも神姫用の、好き好んで使ういたくなさそうな名前のパッチが十数は公開されている。 名前だけで判断するならばどれも違法とは(ギリギリ)呼べないものみたいだけど、ハルに使われた『トラウマパッチ』のように直接AIに関わるレベルのものを無料配布するだなんて、作者は技術力が凄まじい代わりに頭のネジが飛んでいるのかもしれない。 ウェブサイトをひと通り見ても、管理人や作者の連絡先らしきものはなかった。 代わりにあるのは、ページのタイトルとしてはいかがなものかと思う「 自 己 責 任 」というデカデカとした文字だけだった。 ウェブサイトは黒で塗りつぶされた背景に赤文字で書かれている。 飾り気がなく、淡々と悪質なものを無料配布するちょっと怖い造り。 推測だけど、ここは作者の制作物を第三者にテストさせるためのサイトじゃないだろうか。 今回はハルが、レイのせいで『トラウマパッチ』の実験台にさせられた、ということだ。 当たらずといえども遠からずだと思う。 各パッチの欄にコメントフォームがあって、大多数は苦情。 でも投稿されたコメントをいくつか読む限り、パッチは確実に機能していて、むしろ「まさか本当にここまでの効果があるとは思わなかった」を口汚く書かれたものばかりだ。 「この『アダルトパッチ』っていうのだけは絶賛されてるわね。どんな変態オーナーが使うのかしら」 アンインストーラをダウンロードして、後はクレイドルで寝るだけというところまできて、ハルは躊躇った。 「このアンインストーラ、使うのは少し怖いな。症状が悪化したりしないだろうか」 「コメントにアンインストールできないって苦情はないし大丈夫よ。心配なら私が先に試してみようか?」 「そ、そんなわけにはいかない。すごいなホノカは、こういう事態には詳しいのか」 「詳しくはないんだけど、知り合いの飛鳥型がこういうことに巻き込まれたことがあってね」 カシヨが複数のマオチャオに拉致されて悪質なプログラムの実験台にさせられた挙句、身体が破損して全取替えする羽目になったのは、一年くらい前のことだった。 一目置かれるほどの実力者であるはずのカシヨを捕まえ、好き勝手してしまうマオチャオとは、この町のマオチャオ達のリーダーのような存在らしい。 噂は神姫センターでちょくちょく耳にすることがあるけど、この町のマオチャオ達はどこかおかしい。 普段は自由気ままな猫らしく振る舞ってはいるが、リーダーが号令をかければ夜の闇に隠れて集会を開き、悪事に手を染めているのだとかいないとか。 私はそのリーダーこそ、このウェブサイトとパッチを作った張本人ではないかと睨んでいるのだ。 でも確証があるわけではないから、ハルにはまだ言えない。 「この手のヤツって作るべきものはちゃんと作ってるから、ハルは安心して眠っていいわよ。目が覚めたら普通に空を飛べるようになってるって思えば、熟睡できるんじゃないかしら」 「そうだな。いつまでも恐れているわけにもいかない。ではすまないが、私は一眠りするよ。結果は明日連絡する」 ◆――――◆ 「レイには途中で逃げられちゃったから、結局なにが目的だったのか分からなかったのよね。ハルを飛べなくしてバトルの戦力を下げるのが目的? ――ベタ惚れのレイがそんなことするわけないか。それにレイ程度の頭であのサイトを見つけて、パッチをハルにこっそりインストールすることなんて無理よねえ。神様は知ってる? この町のマオチャオ達のリーダーのこと」 「ああ、よく知っているとも。君の次の対戦相手の『マッドサイエンキャット』だ」 読みかけだった漫画を読むためにわざわざ午前零時を過ぎてやってくる奴がいるだろうか。 また乗ってきたらしい空飛ぶクレイドルの上にうつ伏せに寝転がって、隣に人間サイズの漫画を広げている。 やはり私のほうを見向きもしない。 「次のって……え?」 「おいおい、まさか名が売れて今の君のことを忘れたわけじゃないだろうな。僕の助けのおかげで大魔法少女をサレンダーさせることができたといっても、君はあと五人の神姫を倒さなきゃいけないんだからな」 「わ、分かってるわよ。でも、その、マッドサイエン……ティスト?」 「マッドサイエン『キャット』だ。一部では『厄病猫』と呼ばれているらしいぜ。なぁに、心配しなくても、単純な戦闘力は『13km』や『大魔法少女』と違って君よりも数ランクは下だ。良かったな、今度は相手との実力差に悩む必要がないぞ。君は実に運がいいな」 楽勝楽勝、と神様は言うけれども、このひねくれたオールベルンが楽に勝てる相手を選ぶはずがなかった。 むしろ単純に高い戦闘力を持っていたほうが分かりやすいくらいだ(勝てるかどうかは別として)。 神様の言う言葉を信じるとして、『マッドサイエンキャット』が私より戦闘力で劣るのならば、それ以外の部分でギンやアリベに匹敵することになる。 今までは私が相手に合わせた策を練っていたのだけれど、次は立場が逆転する、ということだろうか。 この町のほぼすべてのマオチャオを従えてしまうマオチャオ……いったいどんな神姫なんだろう。 きっと尋常ならざる存在感を溢れさせていて、すれ違うだけでその存在に気付いてしまうようなマオチャオだ。 まかり間違っても、アリベのファンクラブ会員だったり私にサインをねだってくるような神姫ではないだろう。 「頭が良くてカリスマ性のあるマオチャオねえ。ちょっと想像つかないわ」 「戦ってみれば分かるさ。武装神姫とは剣を交えて分かり合うものだろう」 「ハルならともかく、あんたが言っても説得力ないわねえ」 この時の私は、まあランクが低い相手なら遠く離れて数発狙えば安全に倒せるだろう、くらい簡単に考えていた。 ギンやアリベの時と違って心に余裕のようなものすらあった。 しかしこの余裕も長くは続いてくれなかった。 まさかセイブドマイスターが盗まれるだなんて、この時の私には知る由もない。 二人目 『大魔法少女』 蝶型シュメッターリング アリベ および 『爆裂チャイナガール』 テンタクルス型マリーセレス レイ 撃破完了! 次話 『マッドサイエンキャット』 ? 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